ドバイビジネスのトラブルをビズイージーが解決「中東・アフリカ向けの拠点はどこがいい？」

日系企業から「中東・アフリカのマーケットのための拠点を作りたい」という相談が頻繁にあります。大まかには、自社のマーケットがある場合は各地域、MENA全体の地域統括拠点機能がメインであればドバイと回答しています。

マーケットや顧客との関係性でサウジアラビアやカタール、アブダビ（UAE）、オマーンなどを選択する企業もあります。サウジはドバイに対抗し、地域統括会社ライセンスを発表していますが、現状政府入札案件を取得する企業に限られているのが実情。制度・環境ともに整っているドバイと比べて、他国ではサービス品質が十分とは言えず、いくつかの課題が見受けられます。会社設立のプロセスが不明確、詳細を確認しても十分な説明が得られず、進行が困難。ビザ申請手続きも不透明で、全体のプロセスに予想以上の時間を要します。

中東地域はビジネス環境や法規制は多様であり、進出前に徹底した調査が不可欠です。しっかりとしたリスク管理を行い、戦略的な進出計画を立てることが、成功の鍵となるでしょう。

BIZ EASY DMCC
CEO Kenichi Hakamura
ドバイで延べ200社以上の進出サポートなどを行ってきたBIZ EASYの代表。業務領域は、会社設立、ビザ支援、法人銀行口座開設、会計・税務支援、中東進出支援、製品登録・輸出入、HRなど。https://www.bizeasy.co/jp/ info@bizeasy.co