ドバイビジネスのトラブルをビズイージーが解決「ドバイから撤退時にも細かい手続きが必要」
UAEでビジネスがうまくいかずに撤退、ということはあまり考えたくはないですが、今回は実際の閉鎖手続きについて説明します。
ビザについては、UAEから本帰国する場合や有効期限が来て更新しない場合は、キャンセルの手続きが必要。仮に手続きしないと毎日罰金が加算され、累積されていく可能性があります。その場合、次回のUAE入国時の入国審査などでトラブルになるケースも考えられます。
会社を閉鎖する場合、ライセンスの取り消し、従業員のビザキャンセル、未払い料金や罰金を清算する必要があります。これらは、株主や取締役の義務であり、手続きを怠ると、月々罰金が累積されるだけでなく、フリーゾーンやドバイ政府などから追加の罰金や民事訴訟を受けるリスクがあります。
また、銀行口座の閉鎖や税務局への閉鎖申請も必須。会社の資産がある場合、売却または移転プロセス、会計監査人の清算レポートも必要です。こうした規則があるということを認識し、本業に注力していただければと思います。
BIZ EASY DMCC
CEO Kenichi Hakamura
ドバイで延べ200社以上の進出サポートなどを行ってきたBIZ EASYの代表。業務領域は、会社設立、ビザ支援、法人銀行口座開設、会計・税務支援、中東進出支援、製品登録・輸出入、HRなど。https://www.bizeasy.co/jp/ info@bizeasy.co
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