「グリーンビザ」中東法務事情〜ドバイ在住弁護士が解説する注目ポイント

西村あさひ法律事務所 Afridi & Angel Japan Desk 森下 真生 Masao Morishita
日本の法律事務所に所属する弁護士として、中東地域に長期常駐する唯一の弁護士。UAEドバイからサウジアラビアを含む中東湾岸諸国やイラン、イスラエル、トルコ、エジプトなど広範囲を担当

UAEにおける居住ビザには、就労のための居住ビザや、学業のための居住ビザ、ゴールデンビザなどがありますが、2022年からグリーンビザも導入されています。

グリーンビザは、投資家、フリーランサー及び技能労働者が取得できます。有効期間は5年で、ゴールデンビザ同様ビザスポンサーは不要で、また効力を維持するための180日に一度の入国も不要です。

投資家としてグリーンビザを取得する場合、UAEの法人に100万ディルハム(約4,000万円)以上の金額を投資する必要があります。フリーランサーの場合には、労働許可と学士号以上の学位または専門課程の修了が要件となり、また、過去2年間のフリーランサーとしての年間収入が、36万ディルハム(約1,440万円)以上であるか、UAEの在留期間を通じて財務的に健全であることを証明できる必要があります。技能労働者の場合、雇用契約に基づく労働許可と学士号以上の学位を有し、月給が1万5,000ディルハム(約60万円)以上であることが必要です。

森下弁護士著書の「ドバイ便り」(木楽舎)。業界誌『国際商事法務』の連載コラムを書籍化


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