ドバイの不動産事情をE&Vの杉田氏が解説「活況な中古市場、4～5%の実質利回りに期待」

The Next Wealthy Frontier〜Timeless Gains in Dubai Vol. 1「活況な中古市場、4～5%の実質利回りに期待」

皆さんは「ドバイの不動産」と聞いて、どんな印象をお持ちでしょうか？「リスクが高そう」「話が良すぎて信じられない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、近年のドバイ不動産市場は、透明性が向上し、成熟度を増しています。

物件の利回りが、4～5%を見込めるケースが多く、世界中の投資家がドバイ市場に参入しています。現在、オフプラン（プレビルド）物件が勢いを増しており、全売買取引の約7割を占めるトレンドが続く一方、移住者の増加にともない、中古物件市場も活況です。

私が所属する Engel & Voelkers は、ドイツ・ハンブルクに本拠地を置き、世界35ヵ国に約1,000のオフィスを展開するグローバル不動産企業です。1万6,600人を超えるエージェントを擁し、2023年には手数料収入（グロス）で11億ユーロを達成。ドバイでは、不動産仲介を主力事業とし、日本を含む各国のお客様に幅広く対応しています。また、不動産だけでなく、ヨットや航空機といったプレミアム分野の仲介も手がけています。

このコラムでは、ドバイ不動産市場の最新トレンドや注目の物件情報をお届けしていきます。よろしくお願いいたします。

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