日本人が知らないドバイの保険の真実「保険内容は価格も内容もアレンジが可能」

日本人が知らないドバイの保険の真実〜読めば得する世界の常識〜 Vol. 1「保険の内容は価格も内容もアレンジが可能」

「日本の常識、世界の非常識」 を象徴する一例が、日本の保険市場です。多くの日本人は「保険はどの会社でも内容や掛け金はほとんど同じ」と考えがち。そのため、知人の紹介や同一企業グループといった基準で保険を選択することが少なくありません。

日本の損害保険市場は33社が登録されていますが、実質的にはメガ3社が市場の約86%を占有。一方、フランスは約1,550社、ドイツは約1,500社、アメリカは約6,000社の保険会社が存在し、各社が高い専門性の商品を提供しています。

補償内容の違いも顕著です。本来、保険会社はリスクを精査し、それに基づく補償を提供する専門性を備えるべきですが、日本の保険会社はリスクを取らない傾向があり、欧米と比較して同じ保険商品でも補償内容に大きな差が生じています。

このような状況を解決するのが、保険ブローカーの存在。日本で“ブローカー”というと怪しいイメージを持たれがちですが、海外では保険会社とブローカーは対等の立場にあります。保険会社が商品を設計・提供する“メーカー”である一方、ブローカーは顧客に代わり、最適な商品を選定する“代理人”。ブローカーを起用した結果、年間の掛け金が約90億円から60億円までに削減し、 さらに補償範囲も拡充したケースもあります。

このように日本の保険市場は世界とかけ離れた現実があります。次回からは、さらに保険の真実をお伝えしていきます。

【お問い合わせ】
sogo.yasuda@malakut.com

安田壮吾。1989年、慶應義塾大学経済学部卒業。同年、東京海上火災保険㈱入社。27年間、主に日系大手自動車メーカーを担当。2016年、世界最大手保険ブローカー・Marshに転職し、日本企業向けサービスを担当。19年、Brexitを機にドイツに異動。20年、AON EMEAのChief Commercial Officerとなり、日系企業の営業総括責任者となる。2024年、Malakutの日本事業統括のMDに就任し、ドバイに拠点を移す。Malakutは中央アジア最大の保険ブローカー

Gates Dubaiの広告
ドバイでビジネスを拡大!

日本でもビジネスを周知

お問い合わせ







    お名前必須

    メールアドレス必須

    お問い合わせ内容必須

    プライバシーポリシーに同意する