ドバイビジネスのトラブルをビズイージーが解決「サウジ進出、何から考えるべきか？」

近年、日系企業の間でも注目が高まっているサウジアラビア市場。しかし、進出を考え始めたばかりの段階では、「何から検討すべきか」がわからないという声も多く聞かれます。

まず第一に確認すべきは、「現地で何をしたいのか」という事業目的とビジネスモデルの明確化です。製造か、販売か、サービス提供かによって、必要なライセンスや規制は大きく異なります。市場調査も必要になってくるでしょう。

次に、法人形態の選択。支店、LLC、合弁（JV）などがあり、100％外資での設立可否や資本金要件も活動内容次第で変わります。また、進出にはMISA（投資省）による事前承認が必要で、活動ライセンスや外国人オーナー登録も重要な手続き。法人税・VAT・ザカート・源泉徴収税などの税制、GOSI（社会保険）・WPS（賃金保護制度）・サウダイゼーション（サウジアラビア人雇用義務）・E-invoice制度などの規制調査も不可欠です。

まずは「何を、誰に、どこで、どうやって行うのか」を整理することから始めるのが、最も確実な第一歩です。

BIZ EASY DMCC
CEO Kenichi Hakamura
ドバイで延べ200社以上の進出サポートなどを行ってきたBIZ EASYの代表。業務領域は、会社設立、ビザ支援、法人銀行口座開設、会計・税務支援、中東進出支援、製品登録・輸出入、HRなど。https://www.bizeasy.co/jp/ info@bizeasy.co