「どうして計算ミスはなくならないの?」早稲田アカデミー・ロンドン校の教育コラム
ロンドン発!ドバイ受験対策紀行 Vol. 3 どうして計算ミスはなくならないの?。首都圏に約200校校舎を展開している進学塾・早稲田アカデミーのロンドン校がお届けする教育コラム。中高受験を想定した“きっとタメになる”内容を紹介します。

保護者の方から「うちの子、計算ミスがなくならないんです。もっと点数が取れると思うのですが」とご相談をいただく機会が多いです。結論、計算ミスはどうやってもなくなりません。塾で教えている私でも授業を準備するときに計算ミスをしてしまうものです。
計算は、頭はもちろん手を動かして解くもの。手を動かす以上、一定量のミスはどうしても起こってしまいます。スポーツに例えると、テニスが上手な選手でもたまに大きなミスショットをしてしまいますよね。計算も同じです。もしかしたら、慣れからくる悪い癖がついているかもしれません。
ミスの可能性を低くする方法とは?

では、計算力は上がらないのか? そうではありません。ミスする可能性を低くすることはできます。最も重要なのは「途中式を後から見てもわかるようにすること」です。
「式を書く字が汚い」「どこに途中式・筆算があるのかわからない」「問題が解けたら式を消してしまう」から、まずは改善していきましょう。そして、間違えたら「計算ミスだった」で片付けるのではなく、何をどう間違えたのかまで分析をしましょう(小学4年生までは保護者の方が見つけてあげてください)。
きっといつも同じところで間違えているはずです。それが悪い癖。テスト前には「かっこの前にマイナスがあるときは注意する」など、具体的にミスしやすい部分を振り返りできるようになると、ミスはかなり減りますよ! そして、ノート(計算用紙)はぜいたくに使いましょう。分数を書くときは2行ずつ書くと見やすくなります。
london@waseda-academy.com (担当・下青木)
https://www.waseda-ac.co.jp/abroad/school/london.html




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