UAEフードバンク、ラマダン期間中に800万食配布

UAEフードバンクは2月19日、イスラム教の聖なる月「ラマダン(断食月)」に合わせ、国内外の困窮層へ800万食を提供する大規模キャンペーン「Bank of Goodness(善意の銀行)」を開始した。

今回のキャンペーンは単なる食料配布に留まらず、5つの柱からなる包括的なアプローチを採用しているのが特徴となっている。
1.「チャリティー冷蔵庫」: 住宅街に冷蔵庫を設置し、家庭や企業が余った食事を安全に寄付できる仕組み。
2.「廃棄ゼロのわが家」: インフルエンサーのシェフを起用し、家庭でのスマートな食材保存や再利用を啓発。
3.「ミール・アル・ハイル」: 必需品を詰めた食料パッケージを困窮家庭に届ける支援。
4.「ザビール・イフタール」: ザビール・パークにおいて、労働者らを対象とした大規模な集団食事会(イフタール)を開催。
5.「リサイクル・リライフ」: ホテルなどの余剰食品を再分配し、食用に適さないものは有機肥料へ転換する循環型経済の推進。

ラマダン期間中は飽食による廃棄が社会問題となる傾向があるが、ドバイ政府は官民連携を強化し、ボランティアの手を借りて食品の回収・選別・配布の効率を最大化させる方針だ。この「ドバイ・モデル」が、世界で最も脆弱な立場にある人々を救う持続可能な人道支援の先例となることが期待されている。

© WAM

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