ホルムズ海峡封鎖リスクが再燃、経済影響への警戒感

ドバイのパブリックビーチであるカイトビーチ。この海からもホルムズ海峡につながっている

6月20日のブルームバーグによると、イスラエルによるイラン空爆が同国の弾道ミサイル能力や軍事指揮系統に壊滅的な打撃を与え、これを受けたイランはホルムズ海峡の封鎖を含む対抗措置に出る可能性があると報じた。ホルムズ海峡は世界の原油貿易量の約4分の1、LNG供給量の約2割が通過する海上交通の大動脈であり、封鎖が現実となれば原油価格の急騰や世界経済の混乱は避けられない。

UAEはホルムズ海峡に依存しない原油輸出ルートを確保しており、フジャイラ港に直結するパイプラインを通じて日量約150万バレルの原油を輸送可能。そのため、他の湾岸諸国に比べ直接的な輸出リスクは小さいとされる。しかし、世界的な原油・LNG価格の高騰が国内物流コストや輸入品価格に波及し、在住者の日常生活や企業の経営に影響を与える懸念は消えない。

イランは過去にも船舶拿捕や商船妨害などで圧力をかけた例があり、今回も巡視艇や無人機、沿岸からのミサイル攻撃などで航行を妨害する可能性が指摘されている。米海軍第5艦隊や同盟国の艦隊は海峡の自由航行を守るため警戒を強めており、武力衝突のリスクも高まっている。

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