ドバイの有名ゴルフ場3選と予約方法。練習は可能? レンタルクラブは?

ドバイには世界のトップ100に入るゴルフ場が複数あり、人気のスポーツとなっている。ドバイを象徴するビル群を眺めながらのプレーは格別感をもたらしてくれるだろう。今回は、PGAツアーの会場にもなっているメジャーなゴルフ場3つや予約方法、料金、プレーまでの一連の流れなどを詳しく紹介する。

PGAでも使われるドバイのゴルフ場3選。市内からのアクセスは?

エミレーツゴルフクラブ

エミレーツゴルフクラブは中東初の芝生のゴルフクラブ(それまでは砂地だった)として、1988年に誕生。歴史のあるゴルフ場で、「マジリス」コースと「ファルド」コースの2つを楽しむことができる。「マジリス」では18ホールのチャンピオンシップコースとなっており、上級者が苦戦するレイアウトで、「ファルド」は夜間ゴルフも可能。2024年の「ヒーロー・ドバイ・デザートクラシック」では、ローリー・マキロイが2連覇を果たすなど、名門ゴルフ場として人気が高い。場所は、ドバイ市内のほぼ中央というロケーションに位置し、アクセスが非常に良い。

ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ

ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブは、クリークサイドにあるゴルフ場で、18ホールのチャンピオンシップコースがある。小川や人口湖が近くにあり、ドバイの自然を存分に感じながらプレーすることが可能。ブルジュハリファに向かってティーショットを打つホールがあり、ゴルフ+“映え”ポイントにもなっている(撮影時はスロープレーに注意!)。

他にもヨットや各種イベントを楽しむことができ、観光客からも高い評価を得ている。場所はドバイ市内から北部に位置し、ドバイ国際空港近くのホテルに宿泊する場合は、アクセスしやすいだろう。

ジュメイラゴルフエステーツ

ドバイで開催される世界的に有名なDPワールド選手権(DP World Tour Championships)の会場となっているジュメイラゴルフエステーツ。1万2,000平方メートルの敷地内を誇り、周囲をヴィラに囲まれ、クラブハウスにはプールやレストランなど、メンバー向け施設が充実(ビジターも利用可)。

コースはグレッグ・ノーマンが設計し、「アース」と「ファイア」の2つを用意。「アース」がチャンピオンシップコースとなっており、「ファイア」よりもトリッキーでやや難易度が高い。場所は、ドバイ市内のマリーナ地区から至近で、20分ほどでアクセスが可能。ちなみに紹介した3つとも同じグループ系列となっているため、メンバーはいずれも簡単に予約を取ることができる。

ビジターでも予約は公式サイトで可能。料金の目安は?

予約方法については、各公式サイトから可能となっている。3つのゴルフ場が同グループであることは説明したが、公式サイトでは、上記ゴルフ場に加え、アブダビ・ゴルフクラブ・ナショナルコース、JAリゾーツ&ホテルズ、サディヤット・ビーチ・ゴルフクラブ、シャルジャゴルフ&シューティングクラブ、トランプ・インターナショナル・ゴルフクラブ、ヤスエーカーズゴルフ&カントリークラブ、ヤスリンクスアブダビのゴルフ場の予約も可能。特にログインなどの登録は不要で進めることができる。

ほかには、ゴルフ場に直接電話するのも一つの手。もちろん英語でのやり取りとなるが、ホテルに宿泊する場合は、コンシェルジュにお願いすれば対応してくれるだろう。

また、上記ゴルフ場は対象外となるが、アプリの「Troon International」でも予約が可能。ドバイヒルズゴルフやモンゴメリーゴルフクラブ、ジ・エルスクラブなどドバイの有名どころからアジュマン首長国やラス・アル・ハイマ首長国のコースも予約が可能で、アプリ内で完結するため手間が少ない。

ちなみにプレー料金はまちまちだが、カート代込みで繁忙期だと1,400AED程度(約56,000円)。夏季だと割安になり、300AED程度(約12,000円)から可能だが、40度超えも普通なので、くれぐれも熱中症対策はしておきたい。

また、レンタルクラブも可能で、予約時に伝えておくのが無難。女性用も用意されている(ジュメイラゴルフエステーツでは、全クラブがタイトリストだった)。

練習は可能? 支払いからプレーまでの一連の流れ

プレーまでのフローとしては、まずはバッグドロップでゴルフバッグを預け、車を降りてからクラブハウスのレセプションに移動。そこでプレーヤー名を告げて決済、その時点でロッカー利用が可能となり、準備ができたら、自分のバッグが載せられたカートに向かう。

練習に関しては、ゴルフ場にもよるが、カートに乗って練習場に移動するケースもあれば、必要なクラブだけを抜いて練習場に移動することも。多くの練習場では、芝生のまま打てるのがありがたい。また、練習のみの利用も可能で、ジュメイラゴルフエステーツの場合は球数無制限で120AED(約5,000円)。

また、大雨でも降らない限り、カートはフェアウェイに乗り入れ可能(パー3は禁止)。ちなみにドバイのゴルフ場ではキャディはつかないので留意しておきたい。

ドバイのゴルフコースの特色。謎の砂地とは?

ドバイのゴルフコースの特色は、地形を生かした広い設計になっているところが多い。難易度としては、上級者向けのコースもあれば、ツアー客向けになだらかなコースも用意されているが、概ね100前後で上がるプレーヤーなら何も問題なく、普通に楽しむことができるだろう。

ドバイゴルフ“あるある”としては、バンカーのような砂地が点在していること。ただし、バンカーのように掘られているわけではなく、ただ平地に砂地があるというイメージ。当然足場が安定しないため、無理をせずにリカバリーしたい。

番外編:ドバイからも近い! アジュマン首長国のゴルフ場

ドバイ国際空港近くからだと道路が空いていれば、30〜40分で行けるのが、アジュマン首長国の「Al Zorah Golf Club」(アルゾラゴルフクラブ)。

ドバイ北部に在住の方は、前述した3つのゴルフ場ではなく、アルゾラゴルフクラブに多く行くという人もいるほどアクセスがよく、コースのコンディションも抜群。フラットでウォーターハザードが効いているのが特徴となっており、いい意味で周囲には何もないため、ゴルフに集中できる環境となっている。

午後1時半スタートだと金額が半額になるプランもあるので、お得感も高い(2024年4月時点)。ドバイ以外でもゴルフをやりたいという人にとっては、ぜひともおすすめしたいゴルフ場だ。

今回はドバイのゴルフコースについてまとめた。こちらを参考に、ぜひドバイでのゴルフを楽しんでみてはいかがだろうか。

ドバイでビジネスを拡大!

日本でもビジネスを周知

お問い合わせ







    お名前必須

    メールアドレス必須

    電話番号任意

    お問い合わせ内容必須

    プライバシーポリシーに同意する