ドバイのITビジネス。活発な企業進出と技術革新が拓く未来

ドバイに進出する日系企業は増えてきており、それにともないドバイに移住する日本人も年々増加。特にIT分野に関してはドバイ・インターネット・シティ(DIC)などの経済特区があることや、Web3.0の導入に国を上げて注力しているなど、ビジネスを行うにあたり魅力的な部分が多く、目覚ましい発展を遂げている。

今回はドバイに進出している世界的な企業や革新的なITサービスについて紹介する。

ドバイに進出している日系企業 

ドバイに進出している日系企業は、紀伊國屋書店やMUJI、ダイソー、CANONなど大半が大手企業。中小企業の進出はまだ少なく、東南アジアなどの地域に比べて意欲は低めと言える。

しかし現在、仮想通貨やメタバースなどが注目され、今後世界中からエンジニアや有数の起業家が集まってくると予想される。ITやテクノロジー関係の企業の進出も増えていくだろう。

ドバイの成長期待分野  

eVTOL(空飛ぶ車)

ドバイは2026年度をeVTOLの商業化を決定。すでに4ヵ所の発着所が発表されており、まさに実用化に向けて進んでいる最中だ。日本ではALIテクノロジーがアブダビに法人を設立し、中東での販売を予定している。

Web3.0の取り組み

ドバイを中心に暗号資産やメタバース、NFTなどWeb3.0のビジネスへの取り組みが積極的に行われている。メタバース見本市が世界で初めて開催されるなど、今後はドバイがWeb3.0の中心となると言われ、現在1,400社以上の企業が集結。Web3.0を誘致する経済特区が複数存在し、ITに関する新たなビジネスも生まれてきていることから需要は高まると予想される。

モビリティ

ドバイでは2030年までに全輸送の25%を自動運転化することを目標としている。2023年からは自動運転EVによる配車サービスを開始しており、2030年までに4,000台に増やす予定。すでにEVの組み立ては始まっており、今後生活に欠かせないものとなってくるだろう。ドバイは自動運転にも注力していることがわかる。

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