伝統と現代が交わる場所。日建設計×素朴屋「CHATAI」

11月4日〜9日、ドバイデザインディストリクト(d3)で開催されるドバイデザインウィークに、日建設計と素朴屋がコラボしたインスタレーション「CHATAI(チャタイ)」が出展される。日本の茶室と屋台に着想を得たポップアップ空間で、5.6メートル四方のフレームに素朴屋による繊細な木工職人技を施した構造が特徴。訪れる人々が日本文化を感じながら自然に交流できる場を提供する。
日建設計ドバイCEOのファディ・ジャブリ氏は次のように話す。「この地域を代表する建築設計事務所として、私たちは文化的な背景に配慮した作品を通じて、その価値や魅力を広く伝える責任があると考えています。その姿勢を形にしたのが、チャタイ。訪れる人々がこの場にそっと心を寄せ、受け継がれてきた伝統の繊細な美しさを現代の感性で見つめ直す──そんな空間になればと願っています」。
生け花の草月流・小原流が彩りを添え、アブジャッドデザインによる伝統と現代性が調和した展示もお披露目。照明はパナソニック電工UAE、畳材は広島畳材、大日本印刷が建材サンプルを展示し、日本とUAEの企業が連携し、独自の世界観で日本の伝統と文化を伝える。




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