ドバイで「Gulfood Manufacturing 2025」開催 過去最大規模の2,500社出展

中東最大規模の食品機械展示会「Gulfood Manufacturing 2025」が、11月4日〜6日にドバイ・ワールド・トレード・センターで開催される。出展社数は前年比32％増の2,500社、参加国は79か国に拡大し過去最大規模となる。

展示は21ホールにわたり、原材料、加工、包装、物流、オートメーションなど食品生産バリューチェーン全体を網羅。世界的ブランド約90％が参加するほか、新興企業による革新的ソリューションの紹介も予定され、ドバイが食品産業の革新と投資のハブとして存在感を高めている。

湾岸協力会議（GCC）諸国では、食料加工力と食料安全保障を強化するため、フードテックや農業イノベーションに38億米ドル（およそ5,800億円）超が投資されており、同分野の成長を後押ししている。

主催者であるドバイ・ワールド・トレード・センター展示会部門のマーク・ネイピア副社長は、「製造業の高度化を進めるUAEの政策やAI活用が産業変革を加速している」と述べ、同展示会の拡大が地域の役割を象徴していると強調した。

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