UAE経済観光省、商標関連手数料の新制度を導入

アラブ首長国連邦（UAE）経済観光省は10月21日、商標関連サービスの新手数料体系を導入すると発表した。新制度は手続きの迅速化と投資環境の強化を目的とし、中小企業や障がい者には大幅な減免措置が設けられる。

新制度では、商標関連28サービスの手数料を改定・統合し、7種類の新サービスを追加。たとえば、「地理的表示の登録」6,500AED（およそ26万円）、「1日審査」2,250AED（およそ9万円）、「異議却下に対する不服申立て」7,500AED（およそ30万円）などが設定された。また、中小企業支援国家プログラム登録者は手数料の50％が減額され、障がい者は全額免除となる。

同省によると、2025年上半期の商標登録件数は19,957件と前年同期比129％増を記録。累計登録数は9月末時点で402,311件に達した。

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