ドバイの宗教とは? 現地でお酒は飲める? お酒事情も解説

ドバイで宗教とお酒に関する興味深い事情を探る。イスラム教国ながらお酒が許される理由と、酒税の動向を解説。ドバイの文化と宗教観が織り成す独特の社会を深く理解する。

ドバイの宗教とは?

ドバイに限ったことではないが、海外へ行くときに意識しておくべき事柄が、その国の宗教。

日本では無宗教の方も多いが、その感覚のままでいると現地でトラブルになることもある。ドバイに関してはイスラム教が国教となっているため、頭に入れておきたい。ただし、ドバイでは信教の自由は認められており、そこまでガチガチに縛られることはない。実際、インド人やアフリカ人も多いため、ヒンドゥー教やキリスト教を信仰する人も多い。

アラブ首長国連邦(以下UAE)は7つの首長国によって構成され、イスラムの戒律の厳格さはそれぞれの首長国によって異なり、最もゆるいとされているのがドバイ首長国だと言われている。実際に酒類の販売も認められており、外国人であれば肌を露出した服装でも問題はない(宗教施設などを除くが、あまり好ましいとは言えない)。

ドバイでお酒が飲めるのはなぜ?

イスラム教では飲酒は禁止だが、観光業の盛んなドバイでは21歳以上の非イスラム教徒の在住者や海外旅行客であれば、飲酒は可能。

政府の認可を得たホテルやレストランのみ酒類の提供が許可されているため、飲酒できる場所は限られるが、それでもお酒好きにとってはありがたい。外国人観光客が宿泊するようなホテルでは、多くの場合、レストランやパブで飲める印象だが、チェックイン時に確認しておくのがよいだろう。

ただし、路上や公園などの公共エリアでの飲酒、酩酊状態での外出、飲酒運転などは法律違反であり、絶対にやってはいけない。投獄や国外退去となる可能性がある。飲酒はできるが、イスラム教が根底にあることを忘れないように。

ドバイの酒税について

ドバイはもともと酒類に酒税30%を課していたが、2023年1月1日から酒税を停止している。実際に、ドバイで酒類を売っている店舗では酒類の値段を30%割引した状態で販売を行っている。

この課税停止措置というのは1年間のトライアルという形で実施されているが、課税停止措置の影響を考慮すると延長される可能性は高い(2023年12月時点)。

というのも、酒税の課税停止措置によって経済の活性化が期待できるからだ。観光業や外食産業が活性する可能性も高く、外国人が酒類を飲みやすくなることで、ドバイへの移住希望者が増える可能性もある。

最低限のルールを理解した上で、ドバイでの飲食を楽しんでもらいたい。

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