ドバイでの日用品の購入とは? お酒の買い方、お得なスーパーを紹介
ドバイに移住を考えている方で、日用品の購入方法がわからないという方も多いのではないだろうか。観光地のイメージが強く、現地での暮らしは想像がつかないという方もいるだろう。あらゆるモノの物価が高いイメージのドバイだが、実は決してそうではなく、日用品は日本ともあまり変わらない。今回は、日用品の購入方法と購入場所、お酒の買い方についてまとめた。
ドバイで有名なスーパーマーケット
移住した場合、生活費の節約は欠かせないし、旅行においても薬や歯ブラシなどちょっとしたモノを買いたいといったニーズはあるだろう。まずは、ドバイの主なスーパーマーケットを3つ紹介する。
スピニーズ
スピニーズは外国人御用達の存在感あるスーパーマーケット。日本食や豚肉も販売されており、ローカルフードも一通り揃っている。価格は若干お高め。
カルフール
カルフールはフランス発祥のスーパーマーケットで日本にもかつては進出していた。価格も手頃で、電化製品から生活用品、食料品などあらゆるモノが売られ、家族連れで賑わう。海鮮コーナーにはお寿司も売られている(が、それなりに高い)。
ユニオンコープ
ユニオンコープはドバイ発祥で30年以上歴史があるスーパー。地域密着型であり、よい品を低価格で提供するというのがポリシー。日本人が多く住むエリアでは、日本食も充実している。
日本食材を購入できる有名スーパー
Deans Fujiya
日系の食品を扱うスーパーといえば、Deans Fujiya。食材から業務用のキッチン用品まで置いており、在住者にはお馴染みの店舗。世界的に注目される日本食を作りたいというニーズから、日本人以外の方が購入しに来るケースも増えている。
1004 Gourmet
韓国系のスーパーだが、置いている食材の4割ほどが日系。薄切りの牛肉や豚肉など、“ありそうでないもの”を置いているとして、駐在員の奥様から人気。アブダビにも店舗がある。
GOURMET-YA
ブルジュハリファやDIFCからアクセスしやすいGOURMET-YA。豊富な種類の刺身(冷凍)を揃えることで人気。冷凍・生鮮食品のデリバリーサービスがあり、ドバイ市内だけではなく、ドバイ国際空港までも配送が可能。アフリカや他の近隣中東諸国からドバイに物資調達に来る駐在員から好評を博している。
ドバイで日用品を安く買う方法
ドバイで日用品を安く買うためにはセール期間を利用するといいだろう。代表的な2つのセールを紹介する。
ドバイ・ショッピング・フェスティバル
ドバイ・ショッピング・フェスティバルは国内全土で5週間に渡って行われるセール。ショッピングを活性化させるのが目的であり、首長国全土で例年12月から1月にかけて開催されている。期間中はショッピングモールやさまざまなお店で割引が適用され、ファッションショーやコンサート、大道芸などのエンターテイメントも楽しめるのが魅力。
ブラックフライデー
ブラックフライデーは、毎年11月に開催される。期間は11/24〜11/26までとなっており、さまざまな日用品を安く買うことができる。ドバイ市内には、スーパーやコンビニが多数あり、比較的どこでも日用品を購入することが可能。食料品に関しては日本と同じ、もしくはそれ以上に安くなるモノもあるので、気軽にショッピングできるだろう。
お酒の購入方法
イスラム教の戒律で飲酒が禁止されているため、ドバイでお酒が飲めるのか気になっている方も多いだろう。しかし、現在ドバイの9割が外国人であり、観光客も多く訪れるという背景から、ホテル内などの限られたエリアで飲酒が認められている。たいていのホテルにはレストランやパブが入っていて、お酒を飲める印象だが、ときにホテルのオーナーが敬虔なムスリムだったりするとアルコールを置いていないというケースもある。
お酒はリカーショップで購入することが可能。ドバイには、MMIとA&Eという2つのリカーショップがあり、それぞれ数十店舗ほど店を構える。ショッピングモールの脇など目立たない場所で販売しており、店の中が見えない構造になっているが、店内は清潔で快適な空間。酒税も撤廃されたことから価格はそれほど高くはない。
ドバイに住んでいる方は購入に際してライセンスが必要(とはいえ、お店によって対応はまちまち。不要なときもある)。事前に購入したいショップで申込書を書いたり、身分証明書を提示する必要があり、作成には約10日間かかる。観光客はパスポートを提示するだけで購入が可能。
長期滞在者向けに、一番おすすめの購入方法は、EC&アプリの「Centaurus」。UIがとにかくシンプルで使いやすく、オーダーしてから1〜2日で到着。お酒の価格も安く、種類も豊富。デリバリーの日時確認のため、電話がかかってくるのだが、聞き取りやすい英語なので安心して取引ができる。支払いは現金とカードの両方を選択可能。スマホアプリも非常に使いやすく、配送手配まで完結できるので何のストレスもない(ただし、支払い方法の選択は、オーダー後に送られてくるメールへの対応が必要)。MMIなどのリカーショップでは長蛇の列ができていることが多々あるため、やはりデリバリーが便利と言わざるをえない。
今回はドバイでの日用品とお酒の購入方法についてまとめた。参考にしてもらいたい。
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