“映え”スポットとして話題のドバイフレームとは? その楽しみ方を解説
ドバイフレームは、新しいランドマークとして注目される巨大な額縁形の建造物。展望エリアからドバイの過去、現在、未来を一望でき、写真撮影のスポットとしても人気。ドバイフレームの楽しみ方を詳しく紹介する。
ドバイの新名所・ドバイフレームとは?
ドバイにはさまざまな見どころがあるが、ドバイの新名所として話題になっているのが、ドバイフレーム。おそらく初見の方であれば、ドバイフレームは巨大なオブジェにしか見えないだろう。
しかしながら、ドバイフレームは金色の額縁を模したデザインの建物。全長150メートルの2つのタワーに93メートルの橋が渡された構造になっている。
デザイナーは2008年にドバイ市が主催した国際建築コンペティションで優勝したメキシコの建築家フェルナンド・ドニスで、外装デザインはドバイ国際博覧会のロゴをモチーフにしていると言われている。2019年5月には、「額縁の形をした世界最大の建造物」としてギネス世界記録に登録された。
入場料は3歳〜12歳までが21AED、13歳以上が52.5AEDとなっている(2024年4月現在)。
絶景を目指しながらドバイの過去、現在、未来を感じる
ドバイフレームは外観を楽しむだけのスポットではない。ドバイフレームの中に一歩足を踏み入れれば、1階部分は博物館になっており、展望エリアを目指しながらドバイの現在、過去、未来を楽しめるようになっている。
かつてドバイは真珠が主な産業の質素な漁村だった。そのドバイが先進都市になった歩み、さらにこれからどうなっていくのかという未来像まで見せてもらえる。テーマパークにあるウォークスルー型のアトラクションのような感覚で楽しめるだろう。
そして、展望エリア「スカイデッキ」にたどり着けば、南側にニュードバイ(ザビール公園やドバイ首長宮殿、ブルジュハリファ、天気がよければドバイマリーナ)、北側に旧市街にあたるオールドドバイ(ドバイクリーク周辺や天気がよければシャルジャ首長国)を見下ろせる。
一部がガラス張りの床になっていて、まるで空中散歩のような体験が可能。高所恐怖症の方は注意。
ちなみに食事については、カフェのYAMANOTEのショップがあるが販売のみのため、着席して食べられるスペースはない。
“映え”スポットとしても注目を集める。隣には大阪城も
今、多くの方が強い興味関心を抱いているのが、いわゆる「映え」だ。実はドバイフレームは映えスポットとしても楽しめるようになっている。
先ほど触れた展望エリアからの絶景はもちろんだが、ドバイフレームそのものを活用した撮影もおすすめ。少し離れたところからドバイフレームを本当に額物に見立てて、ドバイフレームの中に入って撮影をするケースも多い。お洒落なアイテムと一緒に撮影をしたり、ジャンプをしてみたり、自分なりの映えというものを追求してほしい。Instagramなどで検索してみると、ドバイフレームを額縁として活用した写真も数多く出てくる。撮影方法で悩んだときには参考にするのもいいだろう。
巨大なオブジェなだけに、近寄ってしまうとあまり上手く全体を撮影できない。フレーム全体を撮りたい場合は、入り口向かいにある歩道橋から撮影するのがおすすめ。
また、隣接するザビール公園(有料)には、大阪城の小型版がディスプレイされているので、日本人としては思わずチェックしたくなる。
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