ドバイ、世界の「救命拠点」として存在感 人道支援物資790トン輸送

ドバイにある世界最大の人道支援ハブ「ドバイ・ヒューマニタリアン」は、世界各地で発生する災害や危機に対する迅速な対応を可能にする重要な役割を担い、国際人道支援体制の中核拠点としての地位を強めている。

ドバイは地理的優位性を持ち、数時間以内に世界人口の約3分の2に到達できる戦略的拠点となっている。特に自然災害や気候変動の影響を受けやすい東南アジア、アフリカ、中東地域への迅速な支援が可能で、救命活動において重要な役割を果たしている。さらに、先進的な港湾、国際空港、道路網など世界水準の物流インフラを備え、物資輸送の効率性を高めている。エミレーツ航空やエディハド航空による広範な航空ネットワークも貨物輸送能力の強化に寄与している。

同機関のジュゼッペ・サバ最高経営責任者(CEO)は、20年以上にわたり同拠点が国際人道支援ネットワークの中心として発展し、世界最大級の人道支援プラットフォームとなったと説明。国連機関や国際NGOなどが事前に配置した救援物資の価値は平均約2億ドルにのぼり、年間100か国以上への支援に活用されているという。

2025年には、ドバイ人道支援拠点が790トンの救援物資輸送を調整し、アフガニスタン、ミャンマー、スリランカ、さらにエジプト経由でガザ地区の住民など約300万人を支援した。

© WAM

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