ドバイ警察、初のサイバーセキュリティ・フォーラム開催

ドバイ警察は10月24日、サイバーセキュリティ啓発月間に合わせて「より安全なデジタル世界へ、いま団結を」をスローガンとした初のサイバーセキュリティ・フォーラムを警察官クラブで開催した。

情報セキュリティセンター長のサイード・ターニ・アービド・アル・マッリ中佐（博士・エキスパート）は「サイバーセキュリティは国家レジリエンスの背骨であり、重要サービスの継続性を守る鍵だ」と強調。AI分析を含む統合的な防御態勢を整備し、重要データと資産の保護を進めていると述べた。

フォーラムには、情報セキュリティセンターやサイバー犯罪・AI犯罪部門のほか、民間企業や専門家も参加。AIやクラウド環境でのサイバー回復力をテーマにしたパネル討議や、参加組織による技術プレゼンが実施された。また、ドバイ警察は捜査動向と対策事例を紹介したほか、トレンドマイクロは統合防御ソリューション、AiriaはAIによる新興脅威対処、デル・テクノロジーズはクラウド防御技術をそれぞれ紹介した。

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