ドバイ国際空港、2年以内に利用客1億人突破へ

ドバイ空港公社のポール・グリフィス最高経営責任者（CEO）は10月7日、2025年末までにドバイ国際空港（DXB）の年間旅客数が9530万人に達し、過去最高を更新する見通しを示した。国際線旅客数で世界首位の座を11年連続で維持することになる。

グリフィス氏はエミレーツ通信（WAM）の取材に対し、「今後2年以内に旅客数は1億人を超え、2027年に大台を突破する見込みだ」と述べた。さらに2031年末には1億1500万人に近づき、2032年には新拠点のアル・マクトゥーム国際空港（DWC）へ運用を移行し、年間1億2400万人を受け入れる体制が整うとしている。

また、アル・マクトゥーム空港の拡張計画については「設計の最終段階にあり、世界最高水準の空港を実現するため建設作業が進行中だ」と説明。貨物・チャーター便を中心に運用中の同空港を、将来的に主要旅客ハブへと発展させる方針を示した。

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