崇寿、ハッタ・ハニーと提携し、養蜂箱を提供

ハッタ・ハニービー・ガーデンの設立者でもあり、OneHiveの会長を務めるシェイク・サレム・ビン・スルタン・アル・カシミ殿下(中央)と崇寿の行方シェフ(右)、同じく上田シェフ

ドバイ市内の高級和食レストラン「崇寿」は、4月22日、ラス・アル・ハイマにて、ハッタ・ハニービー・ガーデンおよび同園が運営するOneHiveとの協定を締結し、100本の植樹および21基の養蜂箱の支援を発表した。

イベント当日は、参加者がガーデン内でハッタ産の蜂蜜のテイスティングを体験し、在来植物と蜂の重要性に関する対話も交わされた

この取り組みは、崇寿の創業年である2021年にちなみ「21」の数字をシンボルとしたもので、ハッタ・ハニービー・ガーデンおよびディスカバリー・センターの敷地内で展開される。年間約875キログラムの蜂蜜が生産される見込みで、崇寿で提供されるスイーツや季節限定の料理に使用される予定。

同プロジェクトは、UAE政府が掲げるサステナビリティ目標とも合致しており、地域の生態系保護や受粉活動の活性化、またエコ意識の高いホスピタリティ産業の在り方を示す象徴的な一歩と位置づけている。

※6月2日発行号の本誌「Gates Dubai」の記事内の写真キャプションにおいて、「H.E. Engr. Sheikh Salem bin Sultan bin Saqr Al Qasimi (center), founder of the Hatta Honeybee Garden and ruler of Ras Al Khaimah」とありますが、正しくは「H.H. Sheikh Engr. Salem bin Sultan Al Qasimi (center), founder of Hatta Honey Bee Garden and chairman of OneHive」となります。お詫びして訂正させていただきます。(編集部)

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