世界最大の空港へ。ドバイのアル・マクトゥーム国際空港拡張計画
4月28日のドバイ政府メディアオフィスによれば、ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下はドバイの航空サービスを根本的に改革するため、ドバイ国際空港のすべての業務をアル・マクトゥーム国際空港に移管する計画を発表した。
アル・マクトゥーム国際空港はドバイ中心部から約30キロ南西に位置し、2024年時点での建設費用は約5兆5000億円。ドバイ国際空港の5倍の規模となり、400の航空機ゲートと5本の並行滑走路を備え、年間2億6000万人の旅客が収容可能となる。新空港の第1段階は10年以内に完成し、年間1億5000万人の旅客を収容予定。また、周囲には新たな都市計画「ドバイ・サウス」が建設され、最大100万人の雇用と住宅が生まれる見込み。
2023年にはドバイ国際空港が8700万人の旅客を受け入れ、10年連続で世界で最も忙しい国際ハブ空港となったが、ドバイ国際空港は拡張が難しいため、新空港への移行が急務だった。
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