ドバイのスークとは? 場所や見どころ、楽しみ方を掘り下げる
ドバイの魅力を深掘りする旅は、伝統あるスーク(市場)の探索から始まる。色彩豊かなテキスタイル、香り高いスパイス、きらびやかなゴールド製品が揃う、異国情緒あふれる市場の世界。各スークの個性と見どころを紐解き、ドバイならではの特別な体験をしてほしい。
オールドスークは定義があいまい⁉︎
ドバイのスークの一つ目は、テキスタイルスーク。一部ではオールドスークと言われることもあるが、実は定義があいまい。ドバイ市内側からクリーク(運河)を挟み、空港側にも“デイラ”オールドスークがあるため、混乱してしまう。テキスタイルスーク=ドバイ市内側、スパイススーク&ゴールドスーク=空港側と覚えておくとわかりやすいだろう。
テキスタイルスークは、最も古くから栄えていたスークで、世界中から集められた布地を扱う店が連なっていることから、「テキスタイル・スーク」と呼ばれている。見どころは何と言っても、日本ではなかなか見られないデザインや色合いの布地。なかには、観光客向けの民族衣装やアラブ風雑貨を売っている店もある。
いろいろな店を見ながら歩き回るだけでも十分に楽しいだろうが、せっかくなら布地を選んで、テーラーで仕立ててもらうといいだろう。日本語で話かけられることも多い。
スパイススークは食品に特化。ナッツやドライフルーツも
ドバイの3大スークの2つ目は、スパイススーク。スパイススークという名前の通り、スパイススークには香辛料や調味料などを扱っている店が集まる。見どころはやはりたくさん並べられたスパイス。
カラフルなスパイスがたくさん並んでいる光景は、日本ではなかなか見られない。スパイス以外にもナッツやドライフルーツなども売られ、お土産として購入するのもいいだろう。
試食もできるので、試食も楽しみの一つ。基本的には量り売りで、金額は交渉制。ただし、日本人は高額な金額を吹っ掛けられやすいため、しっかりと値引き交渉をしてほしい。
価格交渉可能なオーダー製品を扱うゴールドスーク
ドバイの3大スークの3つ目は、ゴールドスーク。ドバイのゴールドスークは金製品を扱う専門店が並んでおり、とにかくきらびやかで贅沢な気分を味わえる。
見どころは、やはりギネスにも認定されたという世界最大の指輪だろう。そもそも誰がはめるのか、という疑問は尽きないが……。
また、ゴールドということで、ある程度の予算がないと何も購入できないと思いそうだが、実際には価格交渉が可能なオーダーメイドの製品も数多くある。数万円ほどで購入できるアイテムがあるため、価格交渉も含めて楽しみたい。
ちなみに、ゴールドスークには、ゴールド以外にもシルバーやダイヤモンド、真珠をあしらったアイテムも数多く並んでいる。
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