ドバイ不動産投資のリスクとチャンス。専門家が示す信頼と革新の視点

ドバイの不動産市場は、いまや世界の投資家が最も注目する舞台のひとつ。取引額7,600億AEDを超える2024年の記録は、その勢いと信頼性を裏づけている。本インタビューでは、不動産鑑定士であり、国際的団体FIABCI・ACAMSに所属するモハメド・アハメド・フォウアド氏が、市場の透明性、ImtiazやONE Developmentといったデベロッパーの特徴、そして投資家への助言を語る。持続可能な成長の鍵を知ることで、未来の投資戦略が見えてくる。

投資ブームの中で見えてきた需給バランス

ーー現在の投資ブームの中で、ドバイの不動産市場をどのように評価されていますか。
モハメド・アハメド・フォウアド:ドバイの不動産市場は今、需給のバランスが極めて稀な段階にあります。2024年だけでも、取引総額は7,600億ディルハムを超え、22万6,000件以上の契約が登録されました。これは世界中の投資家からの信頼を如実に示すものです。注目すべきは、ドバイが単なる「売買の場」ではなく、長期的な成長を見据えた持続可能な投資環境へと進化している点です。
ーー国際マネーロンダリング防止認証協会(ACAMS)の会員として、不動産と国際的な金融透明性基準との関わりをどのようにご覧になっていますか。
モハメド・アハメド・フォウアド:これは非常に重要なポイントです。世界的に見て、不動産はマネーロンダリングの温床になり得る敏感な分野。しかしドバイは、透明性とコンプライアンスを徹底する厳格な制度を導入し、先頭を走っています。ACAMSの会員として活動することで、こうした国際的な次元を理解し、不動産にどのようにコンプライアンスを組み込むべきかを深く学びました。仲介業者、デベロッパー、鑑定士それぞれが市場を守る役割を担っており、それが海外投資家にとって大きな安心材料となっているのです。

ーー多くの投資家がImtiaz Developmentsを高く評価していますが、同社やそのプロジェクトをどのように見ていますか。
モハメド・アハメド・フォウアド:Imtiazは市場における特異な存在です。単にユニットを販売するのではなく、「暮らし」と「投資」を一体化した体験を提供しているのです。Pearl HouseやWestwood Grandeといったプロジェクトは、品質、モダンなデザイン、そして期限通りの引き渡しで際立っています。Imtiazが投資家から信頼を得ているのは、約束ではなく、実績に基づいて評判を築いてきたからです。
Imtiaz Developmentsの強みと成功の理由

ーーImtiazのプロジェクトは、他と比べてどこが違うのでしょうか。
モハメド・アハメド・フォウアド:鍵となるのは「品質」と「投資思考」の融合です。単なるタワー建設ではなく、統合的なライフスタイルを提案しています。立地選びは綿密に検討され、デザインは若い投資家や家族層のニーズに応え、柔軟な支払いプランが投資の魅力を高めています。
ーーImtiazは投資家や顧客との長期的な信頼関係を築くことに成功したと考えていますか。
モハメド・アハメド・フォウアド:間違いなくそう言えます。Imtiazは約束を必ず守る実績を積み重ねてきました。これこそ信頼の基盤です。実際、一度Imtiazのプロジェクトに投資した方が、その後も新プロジェクトに戻ってくるケースが多いのです。これ以上の成功の証はありません。
ーー投資家コンサルタントとして、この市場サイクルの今、どのようなアドバイスをされていますか。
モハメド・アハメド・フォウアド:私の助言は常に「決断を急がないこと」。市場にはチャンスが溢れていますが、本当の好機とリスクの高いバブルを見極めるには専門知識が不可欠です。次に大切なのは、短期転売ではなく長期的な価値を重視すること。そして確実に成果を上げてきたデベロッパーを選ぶことです。私の役割は鑑定士・アドバイザーとして、中立的な視点を提供し、投資家の資産を守ることにあります。
ONE Developmentが提示する新しいライフスタイル

ーー今後数年間、ドバイ不動産市場の見通しをどう見ていますか。
モハメド・アハメド・フォウアド:未来はさらに明るいと考えています。インフラの拡張、政府による2040年までの明確なビジョン、そして欧州・アジア・アフリカからの投資需要の高まりは、持続可能な成長を力強く後押しする要素です。課題は高品質を維持しつつ、環境基準やデジタル基準にプロジェクトを適合させることになるでしょう。
ーー最後に、近年注目を集めているONE Developmentについてはどう評価されていますか。
モハメド・アハメド・フォウアド:ONE Developmentは、ドバイの不動産業界で最も急成長している企業のひとつです。その代表的なプロジェクト「Laguna Residence」(Dubailand内City of Arabia)は特に注目を集めています。
・「Tiffany」と「Cyan」という2棟のタワーから成り、UAE最大級の人工ラグーンを備えたポディウムで連結。
・AIを全面導入した住宅開発で、スマート気候制御、照明、エネルギー効率を実現。
・ジム、ジョギングトラック、インフィニティプール、シネマ、ヨガゾーン、BBQエリアなど30以上の世界水準のアメニティを完備。
・スタジオからスカイホームまで幅広いユニットを提供し、50/50の柔軟な支払いプランで、2027年第4四半期の引き渡しを予定。
私がONE Developmentを高く評価するのは、既存の枠をなぞるのではなく、真に独自性のあるものを創り出そうとしている点。Laguna Residenceは単なる物件ではなく、投資家に「革新的なライフスタイル」を提案しています。この勢いを維持できれば、ONEは今後数年で確固たる地位を築くでしょう。





