防衛企業EDGE、「新たな脅威検知パッケージ」発表

アラブ首長国連邦(UAE)の防衛・先端技術大手EDGEは10月16日、ドバイで開催中のテクノロジー展示会「GITEXグローバル2025」で、サイバー脅威インテリジェンス分野の新製品群「PROTECTION360」シリーズを発表した。UAEサイバーセキュリティ評議会(CSC)およびデジタルリスク対策企業ORYXLABSとの共同開発によるもので、進化するサイバー脅威に包括的に対応する。

新製品は4種で構成され、API監視・評価を行う「API360」、システム設定の自動コンプライアンス監査を行う「ASSESSMENT360」、侵入者を欺く仮想環境を構築する「HONEYPOT360」、そして大規模データ解析に基づく脅威情報を提供する「DATARIG360」が含まれる。

CSC議長のモハメド・アル・クウェイティ博士は「早期脅威検知はデジタル防御の要であり、PROTECTION360は国家資産を守る上で重要な一歩」と述べた。ORYXLABSのロジェリオ・レモスCEOも「本製品群はUAEおよび地域全体のサイバー回復力を新たな水準に引き上げる」と強調した。

© WAM

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