ドバイのパームジュメイラって何? どうやって建設された? 不動産売買事情も紹介

ドバイのパームジュメイラは、ヤシの木の形をした人工島であり、その建設過程や不動産市場の動向に迫る。観光地としての魅力だけでなく、不動産投資の機会としても注目されるパームジュメイラの全貌を解説。

ドバイのパームジュメイラって何?

ドバイのパームジュメイラは、ヤシの木のような形をした人工島。ヤシの木の幹に当たる部分から枝に当たる部分が16本延びており、それらを囲むように全長11キロメートルもの三日月形の防波堤が設置されている。敷地は5キロメートル四方であり、面積は通常のサッカー競技場で800面分以上になるという。

また、幹の根元は本土と300メートルの橋で結ばれており、幹の先と三日月形の防波堤は海底トンネルでつながっている。パーム・アイランドという人工島群3島のひとつで、3島の中では最初に作られた。

ちなみに、3島の中ではパームジュメイラが最も小さい。この建設によって、ドバイの海岸線は520キロメートル長くなった。

パームジュメイラはどうやって作られた?

パームジュメイラは、ドバイの政府系大手デベロッパー企業のナキール(Nakheel)によって建設。人工島ということからもわかるように、基本的には埋め立てでできている。

島を埋め立てるために9,400万立方メートルの砂と700万トンもの岩石が使われており、深さ10.5メートルほどの海底に土砂が投入され、それが海面上3メートルの高さまで積み上げられた。

防波堤には天然の岩石が使われており、時間の経過とともに海の生物が周囲に住めるようにデザインされている。また、人工魚礁を作るため、F-100戦闘機2機がパームジュメイラ近くの海に沈められ、ダイビングスポットにもなっている。

パームジュメイラの不動産売買事情は?

パームジュメイラは観光地や別荘地として開発されたが、外国人に開放されたフリーホールドエリアでもある。2002年の売り出しの際、72時間でパームジュメイラの物件は売り切れ、その数年後に50%から150%増で転売されることになった。これがきっかけでドバイの不動産投資に火がついたと言われている。

パームジュメイラには賃貸物件もあるが、不動産投資のために売買物件を探している方が多いかもしれない。ちなみに、パームジュメイラを含めたドバイの不動産を斡旋する業者の中には十分な知識を持っていないところも少なくない。

購入後にトラブルになってしまうケースも多いため、パームジュメイラを含めてドバイでの不動産売買を考えているのであれば、業者は信頼できるところを選定したい。

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