UAEとは? ドバイは国なの? 歴史や成り立ちを解説


アラブ首長国連邦(UAE)は、ドバイを含む7つの首長国から成り立つ国家。真珠採取から石油ブーム、ブルジュハリファまで豊かな歴史と急速な発展が、いかにして世界的な存在感を形作ってきたのかを探る。

そもそもUAEとは?

「United Arab Emirates」の頭文字をとって、UAEと呼ばれている。中東、アラビア半島の東南端にあるアラビア湾の出口と一部オマーン湾に面し、アブダビ、ドバイ、シャルジャ、ラス・アル・ハイマ、フジャイラ、アジュマン、ウンム・アル・カイワインの7つの首長国により構成される連邦国家となっている。

首都はアブダビ。元々は遊牧と小規模農漁業、真珠採取などで生計を立てていたのだが、1950年代に石油が発見されて以来、急速に発展していった。

油田開発によって急激な経済成長を遂げ、現在に至る。UAEの原油の大部分を産出するアブダビ、そして貿易や観光、金融に力を入れているドバイが、UAEの首長国では大きな存在感を放っている。

ドバイとはどういう国なのか?

先でも触れたように、ドバイはUAEを構成する7つの首長国のひとつ。ただ、国と言っても独立国家ではないので、その点はよく理解しておきたい。

現在のドバイにおける経済の柱は主に3つ。一つが貿易、もう一つが観光、そして最後が金融。そのなかでも、一際目立っているのが観光であり、世界最高峰を謳うブルジュハリファをはじめ、ドバイには世界一と言われているものがたくさんある。

そうしたものが目玉となり、日本を含め諸外国から多くの観光客を集めている。税制の優遇措置により、富裕層が集まる場所といったイメージもあり、日本人にとっては憧れの都市の一つになっているかもしれない。

ドバイの歴史や成り立ち

ドバイは1833年までアブダビに組み込まれていたと言われている。同年に、アブダビに定住していたバニー・ヤース族の一部がアブダビからドバイに移住し、ドバイを建国したとされている。

19世紀末まではドバイ港は湾岸の多くの小さな貿易港の一つだったのだが、商業的な可能性が見出され、ライバル港で活動していたビジネスマンらがドバイに活動拠点を移すようになった。

1960年代の石油発見は、ドバイの貿易活動や工業を大きく発展させる。そして、石油依存からの脱却と多様化を目指すために、ブルジュハリファのような大きなプロジェクトを立ち上げ、その流れは今も続いている。

結果的に都市開発は大成功を収め、現在ドバイは世界中から注目されるようになった。

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