石川発「ぶどうの森」、UAEに日本食品メーカー初の工場を開設

石川県金沢市の菓子メーカー「ぶどうの森」が、アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ首長国内に新工場「Grape Tree FZE」を設立し、8月23日から稼働を開始した。8月29日にJETROが伝えたもので、日本の食品製造業者が単独で同国に生産拠点を構えるのは初。

新工場では、同社の看板商品「カタヌキバウム」を現地仕様に加工する(ドバイモールなどで販売予定)。菓子そのものは日本国内で製造し冷凍輸送、UAE側で解凍後にラクダや観光名所をモチーフとしたデザインをウォータージェットで型抜きし、印刷や装飾を加える。加えて、金沢名物の金箔を用いた高級仕様や、現地産チョコレートを取り入れた限定商品も展開予定。

観光立国を掲げるUAEでは、2024年にドバイを訪れた観光客が1,872万人に達し、市場は拡大の一途をたどる。同社はこの成長性に注目し、新工場を拠点に日本品質の菓子を「現地ならではの土産」として浸透させる考え。

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