ドバイの産業構造と株式。経済を支える3つの柱とは?
ドバイは2000年以降成長を続け、貿易やITビジネスなどの中東の中心地となりつつある。しかし、「アラブ首長国連邦なので石油産業が盛んなのでは?」「観光業じゃないの?」と気になる方も多いだろう。今回は、ドバイの産業構造を詳しく見ていこう。
![](https://xs988408.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/12/ドバイの産業構造.jpeg)
ドバイの産業構造
![](https://xs988408.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/12/ドバイの産業構造_貿易.jpeg)
ドバイの経済は貿易、観光、金融業務の3つの柱を中心に成り立っており、資源産業の規模は小さいながらも存在する。この項では、3つの柱について詳しく見ていこう。
貿易
ドバイは中東地域の中心となる物流ハブ。そのため国に関わらず多くの企業が、購買意欲の旺盛な中東やアフリカをターゲットにビジネスを行っている。空港、港湾、倉庫と言った物流機能が充実し、世界各地のメーカーを支える重要な役割を担っている。
観光
ドバイは人口の約9割が外国人であり、ドバイだけで年間1,600万人の観光客が訪れる。そのため、外国人観光客に向けたホテルの整備や、航空路線の拡充が現在もなお続いている。欧米や日本、近隣国からの買い物ツアー客をターゲットにしたショッピング施設や豪華リゾートホテル、マリンスポーツも充実し、ドバイの観光業は今や世界中から注目を集めている。
2020年には中東地域で初となるドバイ国際博覧会が開催。コロナ禍の影響はありながら、2,400万人を動員する大成功の催しとなった。
金融
ドバイは中東の金融センターとして位置づけられ、世界中の主要な機関が拠点を構えている。日本からは三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行など大手銀行が参入している。
ドバイの株式は買えるのか?
![](https://xs988408.xsrv.jp/wp-content/uploads/2023/12/ドバイの産業構造_株式.jpeg)
続いて、ドバイの株式を見ていこう。結論から言うと、ドバイの株式は購入が可能。しかし、現在取り扱っているのはニュース証券のみ。投資信託では、ドバイ・アブダビファンドがあるが、運用実績が思わしくないため、あまり購入はおすすめしない。
現地に住んでいる場合は個人口座を作れば、その銀行から証券口座を開設でき、株式の購入も可能だ。
今回はドバイの中心となっている産業、株式をまとめた。現在もドバイでは、ITや仮想通貨などのビジネスが成長中であり、今後の経済成長についても目が離せないだろう。
Gates of Dubai Vol. 4!
PDF & 電子ブックで閲覧可能
- Stay Cool, Play Hot, Dubai Summer Highlights〜快適に過ごし、アクティブに動く真夏のドバイ。ウォーターパークやデジタルアート、夏限定プロモーションのホテルやゴルフ場。灼熱のドバイをクールに涼み、ホットに楽しむための情報を紹介!
- 日本・アラブ首長国連邦(UAE)友好議員連盟名誉会長〜甘利明インタビュー「日本はコンテンツや技術を売り込んでいかなければならない」
- VRアーティスト・せきぐちあいみインタビュー「日本を代表するVRアーティストが抱く砂漠、イスラム文化へのリスペクト」
- 砂漠の中のリゾートホテル「Al Maha, A Luxury Collection Desert Resort & Spa」
- アルコール提供のレストラン、病院など利便性の高いロケーションリスト
![](https://gates-dubai.com/wp-content/uploads/2023/11/business.jpg)
ドバイでビジネスを拡大!
日本でもビジネスを周知
お問い合わせ