Gulfood 2024で見せた日本食の品質。中東での需要に手応え

主催者発表によると、今回は190ヵ国以上から5,500以上の出展者が参加。中東最大級の食品総合見本市として、ますますそのプレゼンスを高めている

2月19日~23日、ドバイ市内のワールドトレードセンターにて、「Gulfood 2024」(ガルフード)が開催された。中東最大級の食品総合見本市であり、今回で29回目の開催。190ヵ国以上から5,500を超える出展者が参加し、世界各国からバイヤーが集結した。

ジャパンパビリオンでは、キューピーやオタフクソース、ひかり味噌を含む25社以上が出展し、日本の水産加工品、調味料、茶などを紹介。同パビリオンの展示は今回で11回目で、JETROは北海道産ホタテを含む日本産水産物のプロモーションに注力した。

「トップテーブル」と題したエリアでは、有名シェフが料理デモンストレーションを行い、日本食の多様性と高い品質を強調。Gulfoodイノベーションアワードでは、ジャパンパビリオンから出展したKYネクストの牡蠣が最優秀賞を受賞するなど、日本製品の品質の高さが評価された。各出展者は、ハラール認証の重要性や中東地域での需要の高さを確信し、輸出拡大に向けた可能性を感じていた。

JETROが中心となって設置したジャパンパビリオンエリア。11回目となる今回も日本製品の品質の高さをPRし、世界各国のバイヤーの注目を集めていた

料理のデモンストレーションでは、北海道産のホタテをプロモーション。日本から来た展示者は、日本産品の需要の高さを感じる貴重な機会となった

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