UAE不動産市場、2026年第1四半期は成長鈍化も堅調維持

不動産コンサルティング会社Colliersは5月20日、2026年第1四半期のUAE不動産市場について、2025年の急成長局面を経て「より成熟した安定成長段階」に移行しているとする報告書を発表した。
報告書によると、アブダビでは約1,200戸の住宅が新たに供給され、年内にはさらに7,000戸の完成が予定されている。住宅賃料は前年同期比で平均15%上昇し、中価格帯物件では20%超の上昇を記録した。取引件数は約7,800件となり、前年同期比119%増加した。
一方、ドバイ市場では、マンション供給が2か月連続で1万戸を超えたほか、第1四半期に約1,900戸のヴィラが引き渡された。年内にはマンション6万5,000戸、ヴィラ1万2,500戸の追加供給が見込まれている。賃貸市場ではマンション賃料が前期比2%上昇したが、ヴィラ賃料は横ばいとなった。
北部首長国では、シャルジャが約1,700戸の新規供給で最多となり、ラスアルハイマやアジュマンが続いた。市場全体では過去数年の急拡大から正常化傾向がみられ、賃料上昇率は1~2%程度に落ち着いた。
同報告書は、UAE市場について「短期的な変動要因はあるものの、強固な基礎条件とインフラ投資を背景に持続的成長が可能な状況にある」と分析している。
© WAM




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