シャルジャ民間防衛局、先進消防ロボット導入

シャルジャ民間防衛局は5月20日、UAE製の先進消防ロボットを導入し、緊急対応システムを強化したと発表した。

導入されたロボットは危険区域で活動する消防隊員の安全確保を図るとともに、消火・救助能力を大幅に向上させる。高温環境や危険物質、建物倒壊の恐れがある現場など、人間が容易に立ち入れない場所での運用を想定している。

現在6台が配備されており、最大1,000メートル離れた場所から無線遠隔操作が可能。1分間に最大8,000リットルの水や泡消火剤を放射でき、水平100メートル、垂直50メートルまで届くという。

各機体には4方向を監視する6台のスマートカメラを搭載し、指令室からリアルタイム監視が可能。さらに、熱感知センサー、GPSナビゲーション、煙中でも視認可能な高出力ライト、警報サイレン、自動冷却システムなどを備える。

また、最大30度の階段昇降能力を持ち、強化バンパーにより障害物を乗り越えて火災現場へ迅速に到達できる設計となっている。

同局は「ロボット技術を緊急対応計画に統合することで、産業火災での対応速度と作戦効率が向上した」と説明。革新性と先制的対応を重視した戦略の一環として、公共安全と財産保護の強化を進める方針を示した。

© WAM

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