ドバイ・コマーシティ、越境EC基盤を強化

ドバイ統合経済特区庁(DIEZ)傘下のデジタル商取引特区「ドバイ・コマーシティ」は5月19日、ドバイ税関、ドバイ市政庁、およびサウジアラビア系物流大手ナケル・エクスプレス(NAQEL Express)との連携を強化し、越境電子商取引(EC)プラットフォーム機能を強化したと発表した。新システムはブロックチェーン技術を活用し、注文、通関、配送までを一元的に自動化。透明性や追跡性、処理効率向上を図る。

今回の取り組みは、UAE(アラブ首長国連邦)政府が掲げる「政府の官僚主義・無駄ゼロプログラム(Zero Government Bureaucracy Programme)」に直結するもの。フリーゾーンと規制当局、物流事業者を単一のデジタル環境で直結させることで、国境を越える貨物の移動を劇的に加速させる。

ドバイ市政庁の環境・保健・安全局のナシーム・モハメド・ラフィー局長代行は、「製品の安全性確保と、手続きの迅速化を高度に両立させる規制枠組みを構築した。公私の戦略的パートナーとの緊密な連携により、Eコマース商品の承認・リリースプロセスを加速させる」と説明。

また、ナケル・エクスプレスのアドナン・イブラヒム・アル・マルズーア副CEOは「ブロックチェーン統合により当社の運用モデルは劇的に変化した。貨物の全行程が可視化されたことで、より高い信頼性を持って域内の物流ネットワークを拡大できる」と、サプライチェーン効率化の成果を強調した。

© WAM

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