UAE、企業設立・起業環境で世界的地位強化

アラブ首長国連邦(UAE)が、企業設立や起業分野で世界有数のビジネス拠点としての地位を強化している。2025年から2026年にかけて発表された「グローバル起業家精神モニターレポート」で5年連続首位を獲得し、多くの先進国を凌駕した。また、スタートアップ企業が国際市場に参入する能力において、世界トップ5に入る国としてランクインした。

同様に、StartupBlinkのグローバルスタートアップエコシステム指数では、アラブ首長国連邦は世界のビジネス環境ランキングでトップ5に入り、地域別では第1位にランクインした。高度な法制度やデジタルインフラ、柔軟な経済政策を背景に、海外人材や投資、スタートアップの流入が加速している。

専門家らは、UAEが国際的な起業・企業設立関連ランキングで上位を維持していることについて、「統合的なビジネス環境整備の成果」と分析する。国際貿易分野の企業経営者ダイアナ・シシー氏は、UAEについて「欧州、アジア、アフリカを結ぶ戦略的立地に加え、自由貿易区制度や100%外国資本所有制度、ゴールデンビザ制度などが強みだ」と指摘した。

また、保険大手HDIグローバルのドバイ拠点責任者ウィレム・ファンワイク氏は、UAEがフィンテック分野でも存在感を高めていると説明。中央銀行やDubai International Financial Centre(DIFC)、Abu Dhabi Global Market(ADGM)などによる規制整備が成長を支えているとした。

さらに、ベンチャー企業支援会社Disrupt.com共同創業者のアーキブ・ガディット氏は、「インフラ、政策、資本、市場アクセスという企業成長の障壁をUAEは取り除いた」と評価した。

© WAM

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