大阪・関西万博UAE館のヤシ素材、能登地震被災地のコミュニティセンターで再利用

2025年大阪・関西万博のアラブ首長国連邦(UAE)パビリオンで使用されたナツメヤシ由来の資材が、2024年の能登半島地震で被災した石川県輪島市のコミュニティセンター建設に再利用されることがわかった。
UAE館は、90本のヤシ柱を含む伝統素材を現代建築に応用したデザインが特徴だった。今回の再利用は、万博後も素材や技術を地域社会に生かす取り組みの一環となる。
パビリオンで使用されたヤシの枝葉は回収・加工され、建物の壁材となるストランドボードとして活用される。さらに、ナツメヤシの種子を粉砕し、ヤシ繊維と組み合わせた舗装材「デートクリート(Datecrete)」も施設内の舗装に使用される予定。
UAEのシハブ・アル・ファヒーム駐日大使は「パビリオンの価値を一過性のものにとどめることなく、現実社会の中で新たな役割を持たせるもの。輪島の地域コミュニティの支援という形で実現することを大変意義深く感じている」と述べた。
輪島市のコミュニティセンター建設は、今後数か月以内に着工される予定。
© WAM




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