DEWA、変電所建設を2か月短縮 デジタル設計導入

ドバイ電力・水道局(DEWA)は9月1日、132kV変電所の設計をデジタル最適化する新たな方式を開発したと発表した。設計から建設までの期間短縮やコスト削減を図り、都市開発に伴って増加する電力需要への対応を強化する。

新方式はDEWAの送電部門が開発し、設計・技術基準を統一することで、承認済みの設計モデルを複数のプロジェクトで活用できるようにした。これまでに132kV変電所90か所の建設に適用され、このうち23か所が2026年上半期に稼働を開始した。

DEWAによると、変電所1か所当たり設計・建設期間を2か月以上短縮し、約500万AED(およそ2億1,750万円)の経費削減を実現。電子部品約8,000点と銅線約140キロメートルを削減したほか、施設面積を220平方メートル縮小した。

省エネ効果もあり、年間の電力消費量を182MWh相当削減し、二酸化炭素(CO2)排出量を年間約447.24トン削減。冷却設備などで使用する水も、変電所1か所当たり年間約1万2,720ガロン節約できるという。

DEWAのサイード・ムハンマド・アル・タイヤ最高経営責任者(CEO)は、標準化されたデジタル設計について、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)など第4次産業革命の技術導入にもつながると説明。送電網の効率化やプロジェクトの迅速化を通じ、ドバイの都市・経済成長に対応する電力インフラを整備するとしている。

© WAM

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