UAEの再生可能エネルギー容量、10年で63倍超

アラブ首長国連邦(UAE)の再生可能エネルギー設備容量が、過去10年間で63倍以上に拡大し、2015年の129メガワット(MW)から2025年には8.2ギガワット(GW)超に達した。エネルギー・インフラ省のシャリフ・アル・オラマ次官(エネルギー・石油担当)が8月31日、国営通信「WAM」に明らかにした。

2025年の発電量に占めるクリーンエネルギーの割合は32.4%となり、政府は2031年までに35%へ引き上げる目標を掲げている。原子力や太陽光、集光型太陽熱(CSP)、風力、廃棄物発電を含むクリーンエネルギーの設備容量は計13,805メガワット(MW)に達した。同年の国内総発電量は192,735ギガワット時(GWh)、電力消費量は174,524GWhだった。

アル・オラマ次官は、エネルギー源の多様化と国内電力網の強化が着実に進んでいると説明した。

政府は電力網の高度化にも取り組んでおり、国内4電力事業者を接続して電力ネットワークをリアルタイムで監視する国内初の施設「Emirates Monitoring Centre」を開設。独シーメンスと協力し、再生可能エネルギーの管理プログラムも導入した。

このほか、電気自動車(EV)やハイブリッド車の使用済みバッテリーのリサイクル、産業部門のグリーン化、クリーンエネルギー技術の実証などを推進。経済・人口の拡大に伴う電力需要に対応しながら、エネルギー安全保障と脱炭素化を進める方針だ。

© WAM

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