ドバイ電力水道局、12年間に2兆円超の投資誘致

ドバイ電力水道局(DEWA)は8月3日、官民連携による独立系水・電力事業者(IWPP)モデルを通じ、過去12年間に累計474億AED(現在のレートでおよそ2兆380億円)超の投資を誘致したと発表した。また、同モデルは国際ベストプラクティス・コンペティションで最高評価となる「7つ星」を獲得したことを明らかにした。

IWPPモデルは、民間企業と連携して電力・水事業を進める仕組みで、2014年に従来の設計・調達・建設(EPC)方式に代わる独立系発電事業者(IPP)モデルとして導入。その後、水事業にも適用範囲を拡大した。

代表的な事業として、2030年までに発電容量8,000メガワット超を目指す世界最大級の単一敷地型太陽光発電施設「ムハンマド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム・ソーラーパーク」のほか、1日当たり1億8,000万インペリアルガロンの海水淡水化能力を持つ「ハッシャン海水逆浸透(RO)プロジェクト」が挙げられている。

DEWAのサイード・モハメド・アル・タイヤーCEOは、このモデルにより、ムハンマド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム・ソーラーパークで世界最低水準の太陽光発電購入価格を実現したほか、海外の開発事業者や金融機関から多額の投資を呼び込んだと説明した。その上で、透明性の高い制度設計や適切なリスク管理、公正な価値創出を重視した枠組みが投資家の信頼につながっていると強調した。

© WAM

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