アブダビの不動産取引額、前年比112%増の5.1兆円規模

アブダビ不動産センター(ADREC)は、2026年上半期(1~6月)の不動産取引総額が前年同期比112%増の1,170億AED(およそ5兆1,500億円)に達したと発表した。取引件数も61.7%増加し、アブダビの不動産市場が世界的な投資先として存在感を高めている。

売買取引額は163.7%増の861億AED(およそ3兆8,000億円)となり、取引件数は16,838件だった。住宅需要の拡大と投資家層の広がりが市場をけん引した。一方、住宅ローン(モーゲージ)取引は267億AED(およそ1兆1,750億円)で33.5%増となり、ムサタハ権や長期賃貸借契約は約40億AED(およそ1,760億円)、贈与取引は3億1,150万AED(およそ137億円)だった。

外国直接投資(FDI)は138億AED(およそ6,072億円)と前年同期比309%増加し、2025年通年の実績を半年間で上回った。非居住外国人投資家の国籍は116か国・地域に拡大し、英国、中国、ロシア、米国、ドイツ、フランスからの投資が目立った。外国人が所有できる投資地区への投資額は750億AED(およそ3兆3,000億円)となり、前年同期比で181%増加した。

市場拡大を支える取り組みとして、新たに8か所の投資地区を承認し、投資地区は計50か所となった。また、新規不動産開発プロジェクトは28件と前年同期比16%増加。不動産関連ライセンスは2,040件が発行され、認可を受けた不動産仲介業者は3,302社に達した。

© WAM

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