サナド、航空エンジン整備で過去最高業績
アブダビ政府系投資会社ムバダラ傘下で航空エンジンの整備・修理・オーバーホール(MRO)事業を手掛けるサナドは7月20日、2026年上半期の売上高が43億1,000万AED(およそ1,900億円)となり、前年同期比35%増の過去最高を記録したと発表した。
航空会社向けエンジン整備需要の拡大に加え、新設した資産管理部門の成長や修理・試験設備への投資が業績を押し上げた。売上の99%を海外顧客が占め、期間中には総額9,550万AED(およそ42億1,100万円)相当の新規契約8件を獲得した。
同社は過去2年間で8億AED(およそ353億円)超を投じ、修理設備や試験施設を拡充。上半期にはアルアインで総工費4億8,000万AED(およそ211億7,000万円)の修理センター建設を発表したほか、LEAPエンジン対応の試験設備強化にも2,500万AED(およそ11億円)以上を投資した。
整備実績では、受け入れエンジン数が前年同期比33.3%増の120基、納入数は53.8%増となり、2026年末までに年間約300基の整備能力を目指す。ロールスロイスとのTrent 700整備契約を2031年まで延長したほか、ライオン・エアやエア・カナダとも新たな契約を締結した。
従業員数は前年同期比44%増の898人となり、UAE国民比率は36.9%、管理職の51.6%をUAE国民が占めた。同社は世界5位の独立系航空エンジンMRO企業を目指し、事業拡大を進めている。




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