三井物産、UAE国営石油会社とエネルギー分野で協定
三井物産は7月7日、アラブ首長国連邦(UAE)の国営石油会社ADNOCおよび同社の国際投資会社XRGとエネルギーバリューチェーン全体で新たな成長機会を模索する戦略的協力協定(SCA)を締結した。協定は、アル・ジャベル産業・先端技術相兼ADNOC最高経営責任者(CEO)の訪日に合わせて締結された。
協定では、液化天然ガス(LNG)、原油、硫黄、海運、化学品に加え、XRGを通じた海外エネルギー投資について協力を検討する。また、原油の長期供給やLNG販売の最適化、硫黄の調達・物流、LNGやアンモニアなどの輸送分野でも連携を進める。
さらに、低炭素燃料や化学品分野でも協力し、メタノールやアブダビの産業拠点「TA'ZIZ」におけるプロジェクトなどの共同投資を検討する。
ADNOCのナセル・アル・ムハイリ下流事業・マーケティング・トレーデング部門CEO代行は「日本はADNOCにとって最も重要な市場の一つであり、三井物産は長年の信頼できるパートナーだ。今回の協力により、アジアにおける供給網の強靱化と持続的な成長を目指す」と述べた。
三井物産の山口賢一郎常務執行役員は「1970年代から続くADNOCとの関係をさらに発展させ、エネルギー・化学品分野で包括的な協力体制を構築したい」とコメントした。
日本はADNOCにとって最大級の戦略市場で、同社は日本の原油輸入量の約3分の1を供給している。




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