UAE、2025年の対内直接投資482億米ドル アラブ首位を維持

アラブ投資保証公社(Dhaman)は7月8日、2025年のアラブ諸国への外国直接投資(FDI)に関する報告書を公表し、UAEへの対内直接投資額が482億米ドル(およそ7兆8,180億円)となり、アラブ全体の40.4%を占めて首位だったと明らかにした。また、投資環境を評価する「2025年総合投資環境指数」では、前年から2順位上げて世界17位となり、アラブ諸国でトップを維持した。

国連貿易開発会議(UNCTAD)の推計によると、2025年のアラブ諸国へのFDI流入額は前年比10%減の1,193億米ドル(およそ19兆3,500億円)となった。このうち8割以上が3か国に集中し、アラブ地域の世界全体に占める割合は7.3%に低下した。

投資環境指数では、UAEに続きカタールが世界38位、サウジアラビアが40位、オマーンが51位、クウェートが52位と湾岸諸国が上位を占めた。エジプトは100位、チュニジアは95位だった。

同公社は、2026年版「第41回投資環境報告書」で、地政学的リスクの高まりを背景に、2025年のアラブ地域におけるFDIプロジェクトの設備投資額(CAPEX)が9%減の1,120億米ドル(およそ18兆1,660億円)となったと指摘。投資環境の改善に向け、政治・安全保障の安定化や法制度改革、デジタル化の推進、インフラ整備、人材育成などを進めるよう提言した。

© WAM

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