ドバイ電気水道局、生成AIエージェント導入 デジタルサービス強化

ドバイ電気水道局(DEWA)は7月6日、ウェブサイトやスマートフォンアプリ、社内システムなど主要なデジタル基盤に生成AIエージェントを導入したと発表した。ドバイ首長国の政府サービスへのAI活用拡大方針に沿った取り組みで、公共事業会社として世界でも先進的な事例となる。

導入はサービス設計や顧客体験の向上、品質管理、ソフトウエア試験などから開始。ユーザーインターフェース(UI)設計や開発支援では、AIが部品生成や品質チェックを担い、設計の一貫性を約80%向上させるとともに、開発時間を大幅に短縮した。

2017年に導入したAIチャットボット「Rammas」は、2025年2月公開のGPT-4oを採用。ウェブサイトの情報をもとにリアルタイムで回答し、2026年6月中旬までに累計1,300万件以上の問い合わせに対応した。

また、ソフトウエア試験部門では、AIがテスト計画や試験項目の作成から実行、報告書作成までを自動化し、試験効率を約85%向上。デジタルサービスの品質も最大93%改善したという。

DEWAは、AI開発基盤「Agent Development Kit」を活用し、ガバナンスやセキュリティー、プライバシーを確保しながらAI活用をさらに拡大していく方針だ。

© WAM

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