UAEの物流大手ADポーツ、ブラジル穀物港湾大手CLIを1,350億円で買収

UAE(アラブ首長国連邦)の港湾・物流大手ADポーツグループ(ADPG)は6月2日、ブラジル最大級の農産物バルク貨物港湾ターミナル運営会社Corredor Logística e Infraestrutura(CLI)を31億AED(およそ1,350億円)で買収すると発表した。中南米市場への初進出となる大型案件で、同社にとって過去最大規模の買収となる。
買収対象は、Macquarie Asset ManagementとIG4 Capitalが保有するCLIの全株式。取引完了は規制当局の承認などを経て2026年後半を予定している。既存経営陣は引き続き経営を担う。
CLIは、ブラジル最大の砂糖輸出拠点であるサントス港の「CLI Sul」と、北部イタキ港の穀物ターミナル「CLI Norte」を運営している。両施設は大豆やトウモロコシ、砂糖などブラジル農産物の主要輸出拠点として重要な役割を担う。
ADポーツは近年、パキスタンやカザフスタン、ヨルダン、スペインなどで農産物物流関連投資を拡大しており、今回の買収によりブラジルとインド亜大陸、東アフリカ、東南アジアを結ぶ新たな東西物流ルート構築を目指す。
© WAM




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