米AIインフラ企業ポジトロンAI、DIFCに海外初拠点

米国のインフラ開発企業ポジトロンAIは6月1日、海外初の拠点をドバイ国際金融センター(DIFC)に開設したと発表した。同社にとって米国外初の進出となり、中東地域での事業展開を本格化させる。
同社はこれまでに総額3億ドル超の資金調達を実施し、このうちシリーズBラウンドでは2億3,000万ドルを調達。米大手クラウド事業者向けにAI推論技術を提供しており、企業評価額10億ドル超のユニコーン企業となっている。
近年、生成AIの普及に伴い、AIモデルの学習(トレーニング)だけでなく、実際の運用段階である「推論(インファレンス)」に対する需要が急拡大している。AI推論は、大規模言語モデル(LLM)を実環境で安定的かつ効率的に稼働させる技術を指す。
同社は独自開発のAI推論サーバー「Atlas」を展開しており、最大5,000億パラメーター規模のLLMを低消費電力・低コストで運用できるとしている。さらに、次世代製品「Titan」を2027年第1四半期に投入する計画で、NVIDIAの最新GPUシステムを上回る性能と電力効率の実現を目指している。
© WAM




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